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嚥下障害(えんげしょうがい)

嚥下障害とは、食べ物や飲み物を飲み込むのが難しい状態を指します。通常、食べ物を口に入れると、自然にのどを通って胃に送られますが、嚥下障害があると、この過程がスムーズにいきません。飲み込むときにむせたり、食べ物がのどに詰まったりすることがあり、ひどい場合は、食べ物や飲み物が気管に入ってしまい、誤嚥(ごえん)を引き起こすことがあります。これは、窒息や肺炎の原因にもなり得ます。嚥下障害は、加齢や神経の病気、脳卒中などが原因で起こることが多く、高齢者によく見られます。この問題を抱えている場合は、食事の際に食べ物の固さや量、姿勢に注意し、必要に応じて医療やリハビリを受けることが大切です。

当院の嚥下障害診療の流れ

嚥下障害診療は全身状態、栄養状態、食事形態、摂食状況、認知機能、口腔・咽頭・喉頭の評価など確認する項目が多数あります。その為嚥下障害診療には時間がかかりますので原則予約でのみ対応 しています。かかりつけ医がある方は紹介状もお願いします。血液検査、レントゲン検査、嚥下内視鏡検査などを行ったあとに言語聴覚士と評価・診断致します。結果の説明と嚥下指導を行います。現状問題がなければ外来経過観察となりますがリハビリが必要或いは希望があればリハビリの予約へと進んでいきます。

また、治療が必要な疾患が見つかった場合、原因の精査が必要な場合、嚥下障害が高度で早期の対応が必要な場合などはより専門的な医療機関へと連携し紹介致します。